令和3年(2021年)年初のご挨拶を申し上げます。
今年は4月新年度から、弊社は23期に入ります。
平成11年(1999年)の設立以来、数多くのお客様(顧客企業、そして研修・セミナーの参加者)、パートナーの皆さまのご信頼とご指導・ご支援、ご協力でこの仕事を続けてくることができました。
これまでに、ご縁のあった全ての皆さまに深く感謝申し上げます。
昨年からのコロナ感染で、企業・団体の研修事業を柱とする弊社も非常に厳しい状況となっています。
その中でも、研修のオンライン化、対面集合研修とオンライン研修との組み合わせ等もトライし、実際の成果を挙げながら前進しております。
この環境の中で、本年も「人と組織と地域をゆたかに」の企業理念のもとに、昨年の年初挨拶であげた3つのテーマ(下記)を継続して、人材育成と組織力向上の支援事業を進めてまいります。
1.人との組織の「相談力」を高める
(答えを安易に外部に求めるのではなく、自社の人材と
組織内で知恵を出し合う)
2.「職場のチーム力」を高める
(個人戦ではなく、チームとしての力を発揮する)
3.「相手の視点にたった真のホスピタリティ」実現の支援
(顧客視点で自らを眺めなおす)
この3つのテーマに関して。昨年に記した内容に、新年からの新たな目標を付加しながら述べていきます。
1つ目のテーマは、人と組織の「SODAN※(相談力)」を高める
社員、職員がその個々の持つ力を発揮する組織になるためには報告・連絡・相談の中でも、自発的・主体的に『相談』を活用できる人材、そして共に『相談』し合える関係、組織風土づくりが必要です。
昨年、3カ年目標として挙げた「SODAN(相談力)」の本の出版は、令和3年からの3カ年目標と修正し、令和5年(2023年)を達成期限と致します。
今年もそのための具体的なアクションをします。
その一つが「相談」についての1000人アンケートです(今年から来年の2年間で実施します)。
※「SODAN」と記すのは、「KAIZEN(改善)」と同じように世界語(普遍的なコンセプト)を目指すためです。
2つ目は、研修の場のチームで終わることなく、「職場のチーム力を高める」
研修でよく聞く話で以下のようなことがあります。
「研修の場(研修メンバーの中)では学んだことをその気になってやろうと思えるが、職場に戻ると実践するのは簡単ではない」、
「この研修はいいいと思うが、以前研修に参加した先輩が何も変わっていない」
研修は、学習と訓練の場であり、本番(職場)で実践できなければ意味がありません。
どうすれば、研修参加者の皆さん(主に管理者、リーダー)が職場で実践できる研修を提供できるか、
これが私どもの重要な課題です。
実は、人は自分一人だけで変わろうとすると難しいのです。
職場実践をするために、特にリーダー、管理者である方々は、自分が変わることで職場のメンバーも一緒に変わる(変わるように働きかける)ことから始めなければなりません。
管理者の仕事は、自ら考えた上で「相談」できる人の集団(チーム)をつくること。そうすれば、後はチームをよく観察して、必要な時に出ていくだけでよいのです。
自ら考えるメンバーとチームをつくるためにリーダーがなすべきは、現実の課題解決をチームとの対話、つまり「相談」で成し遂げることです。
そのために、今年は、その考え方とスキルと言える「アクションラーニング」の活用と展開に一層の力を注ぎます。
3つ目は、「相手視点に立った真のホスピタリティ」実現の支援
いい仕事とは、
何のために、誰に役立つかと言う、仕事の目的と仕事で貢献するお客様への強い関心の2つとその目的の実現とお客様に貢献できるために必要な自己の能力を高めることを合わせて3つから成る、と私どもは考えます。
特に小売業、観光業、飲食業、コールセンター等の販売・サービス業においては、この中でも「お客様視点に立って行動すること」が最重要です。
そのためのセミナーやコンサルティングを今年も進めてまいります。
この「相手視点の真のホスピタリティ」については、特に取締役五十嵐知美の担当領域です。
12月年末に、個人へのサービス業の経営者からの相談がありました。
今年、実践がスタートすることでしょう。
以上の3つの具体的なテーマで『人と組織と地域をゆたかに』すなわち、
「人がその持つ脳力を最大限に発揮し、
組織がその目指す使命・目的の実現に前進し、
地域社会(北海道を含め各地域)が物心両面で豊かになること」
に役立つ会社として、今年も一歩ずつ進んでまいります。
令和3年1月4日
株式会社インタフェース
代表取締役 五十嵐 仁
取締役 五十嵐 知美
posted by インタフェース at 00:00| 北海道 ☔|
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