「1on1」とは、 上司(マネージャー)と部下(メンバー)で個人面談を行い、日々の業務での成果や失敗について話し合い、部下に気づきを促すことで個人の能力を引き出すことを目的としたミーティングです。
2012年から1on1を導入し、成功事例としてよく目にすることも多いヤフー株式会社をはじめ、現在では多くの企業が1on1を活用し始めています。
○1on1ミーティングの具体的な実施内容
◆目的:中長期的な部下の育成、上司と部下との安心できる関係づくり、経験学習の支援など(人事考課のフィードバック面談や業務の指導・改善ではありません)
◆テーマ:話の内容は、基本的に部下が話したい事中心にします。日頃の業務で感じていること、成功体験・失敗体験の振り返り、上司にサポートして貰いたいこと、職場での人間関係やコミュニケーションの問題、会社や経営についての疑問や意見、中長期的な業務の改善、プライベートの悩み、その他上司に知っておいてほしい事等です。
◆時間(頻度):毎週又は隔週、1カ月に1回。30分〜1時間など時間を決めて定期的に事前に予定を入れて、上司と部下が話合いをします。
◆上司に必要なスキル:カウンセリングやコーチングのスキル。具体的には傾聴、承認、質問、フィードバックのスキル
○展開方法
公式な人材育成制度として組織の仕組みとして展開する方法と部門や職場単位で管理者が育成手法として自主的に活用する方法の2つがあります。
○1on1ミーティング実施の効果(メリット)
➀部下の育成を促す
Aマネージャが現場の状況を把握できる
B業務の進捗状況についてタイミング良く働きかけること
ができる
C適材適所と業務の効率化などを実現できる
D定着率の向上やエンゲージメントを高める
弊社では、これまで「コーチング」や「部下との目標面談」の研修、また「相談力セミナー」等の上司と部下の面談・ミーティングを支援する研修を行っております。
その経験を基にして、今回紹介の「1on1ミーティング」や部下が上司と気軽にできる「相談タイム」等の仕組みづくりや上司、部下向けの研修やオリエンテーション(説明会)等のサポートも提供しております。
お気軽にご相談下さい。
お問い合せは、以下までご連絡下さい。
Eメール:info*interface-h.co.jp(*を@に替えて送信下さい)
電話:011−632−7815(五十嵐)
【お知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)昨年4月に発売されました。お陰様で今年の1月末に増刷され、引き続き、全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。
本書の内容は、「1on1」ミーティングで上司に必要とされるスキルをほとんど網羅しています。
購入(左クリックする)前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのヒントを手にしていただければ嬉しいです。